日本産銘石のご案内

UCHIGAKI STONE

産地/福岡県京都郡みやこ町

青みのある花崗岩
輝くような美しい艶のある
希少価値の高い銘石
大自然と永い歴史に育まれた福岡県京都郡みやこ町犀川内垣で
採掘されている九州を代表する銘石のひとつ。
「末長く安心して使える石」といわれています。
石材物性データ
見掛け比重2.65 t/m³
吸収率0.14 %
圧縮強度174.37 N/mm²
岩石分類花崗岩
内垣石は採掘量が少なく、
産地での消費が多かったため
幻の銘石と呼ばれた希少性の高い
墓石材です。

特徴

内垣石は高級感のある落ち着いた色合い、吸水率の低さと硬度の高さが特徴です。
吸水率の低さと硬度の高さは石の粒子の細かさによるもので、その硬く強い石質は
職人によって丹念に磨き上げられることによって表面の艶を永く維持します。

内垣石について

内垣石は、大正8年頃から採掘され始め、そのころから良質な石として名前を知られていました。当時は採掘量の少ないこと、 地元九州での消費量の多さから、内垣石をなかなか使用できない関西地方では「幻の銘石」と呼ばれていました。
現在でも花崗岩の少ない九州では希少性の高い墓石材で、九州だけに限らず、西日本全域で人気のある石です。

◼️ 採掘現場の様子

新幹線小倉駅から車で1時間あまりのところ。 きれいな川と山々が広がる静かな場所で採掘される内垣石。 非常に繊細なその石の脈は、神経をつかう作業の連続ですが、山の石職人の確かな目が最高級内垣石の供給を支えています。