日本産銘石のご案内

MAKABE STONE

産地/茨城県桜川市真壁

やすらぎを生む
伝統の光
茨城県西部、常陸三山で細工される銘石。
古くから墓石材や建築材として使われ、
今なお根強い需要を誇る国産御影石の代表格です。

真壁石 小目

石材物性データ
見掛け比重2.638 t/m³
吸収率0.233 %
圧縮強度120 N/mm²
岩石分類花崗岩

真壁石 中目

石材物性データ
見掛け比重2.604 t/m³
吸収率0.315 %
圧縮強度112 N/mm²
岩石分類花崗岩
産地の歴史が古く、主には墓石材として
歴史の長い石材です。
安定した経年変化、根強い需要を誇る
国産御影石の一つです。

代表的施工例

迎賓館

●迎賓館
●皇居前広場

●日本銀行
●つくばセンタービル 他

真壁石について

茨城県西部の筑波山、加波山、足尾山。その麓一帯は約500年前から石材の産地として歴史があります。
その一帯で採掘される石材は真壁石、こみかげ石、常陸こみかげ石と呼ばれており、やさしい色目が特徴の青御影石として有名です。 石材産地として歴史あるこの一帯では、時代の推移とともに石の利用はますます盛んになり、江戸時代には専門の石工が生まれるまでになりました。 そして明治時代には迎賓館(旧赤坂離宮)、皇居の縁石、三越本店、多摩御殿(浅川の橋)などに用いられました。 後世に残るであろう建造物に登用されたのは、真壁石がもつ優美さ、堅牢さが認められた証でもあります。