日本産銘石のご案内

TENZAN STONE

産地/佐賀県唐津市七山池原

比類なき硬さを誇る
九州から生まれた日本屈指の銘石
天山石が産出される佐賀県唐津市七山池原は、
日本三大松原の一つ「虹の松原」を望み、
古代邪馬台国伝説も残る閑静な山里です。
石材物性データ
見掛け比重2.69 t/m³
吸収率0.09 %
圧縮強度198.1 N/mm²
岩石分類花崗岩

昭和五十四年建立

昭和六十三年建立

天山石は、国産材の中でも
一、二を争う石の硬さを誇り、
その質実剛健たる存在感を、
後世にまで伝え続けます。

特徴

極めて硬質な天山石は、熱や風雨などによる経年劣化も非常に少ないので、
艶持ち・角持ちが良く、建立時の美しさを保ち続けます。

天山石について

天山石は古くから採石地の佐賀県のみならず九州で愛されており、江戸時代には石工名人平川与四衛門の作品に多く使用され、現在でも九州全域にその作品は残されています。 1602年(慶長7年)~1608年(慶長13年)にかけて築城された唐津城の石垣にも天山石は使われています。 本格的に産業採石が始まったのは1965年(昭和40年)頃からで、その青深く透明度の高い石目と、極めて硬く経年変化の少ない石質から、日本屈指の銘石として近年全国で人気が高まっています。

唐津城