INADA STONE
稲田石
産地/茨城県笠間市稲田
- 日本屈指の埋蔵量を誇る
「白い貴婦人」 - 茨城県笠間市で産出される、
言わずと知れた白御影石の代表的な銘石のひとつ。
品ある白さが特徴となっています。
- 石材物性データ
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見掛け比重 2.63 t/m³ 吸収率 0.22 % 圧縮強度 167.48 N/mm² 岩石分類 花崗岩
- 酸性雨に強い珪酸分を多く含んでいるため耐久性が高く、
墓石材のほか建築材としても幅広く使用されている、
白御影石の代表的な銘石のひとつです。
代表的施工例
原爆慰霊碑(平和の石)
東京駅前の貼石
●原爆慰霊碑(平和の石)
●日本火災海上京浜ビル
●東京駅
●日本銀行
●三井銀行本店
稲田石について
稲田石は6000万年前に誕生しました。その分布は東西約20km、南北約10kmの通称石切山脈と呼ばれる広大な地域で、地下にはどれだけの深さまであるか未だ解明されていない、とてつもないスケールを持つ黒雲母花崗岩です。 石材として利用されるようになったのは江戸時代からで、本格的に採掘、加工されたのは、明治22年頃です。 当時から最新技術を取り入れ、現在まで続いています。 主に石英、長石、黒雲母の3つの鉱物で構成され、特に白色の長石が60%強を占めることから色調が美しく、石目が均一なのが特徴です。
三井銀行本店