法律で決められているからではなく、気持ちで動きたい

法律で決められているからではなく、気持ちで動きたい

この日何の日?

9月23日は何の日でしょうか?

答えは秋分の日です。
「国民の祝日に関する法律」によってこの日は祝日と定められています。

「国民の祝日に関する法律」によると
第一条  自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

とあり

第二条には
第二条 「国民の祝日」を次のように定める。 
元日 一月一日 年のはじめを祝う。



秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。



天皇誕生日 十二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。

と各祝日について定められています。

そして第三条に
第三条  「国民の祝日」は、休日とする。 
2  「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。 
3  その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。 

と記されており、
この「国民の祝日に関する法律」のおかげで“今年の9月23日は秋分の日という祝日で休日”となっているということになります。

ここでもう一度第二条の秋分の日の項目へ目をやるとこのように定められています。

秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。

この秋分の日はお彼岸ということもありお墓参りする方はたくさんいらっしゃいますし、昔からのなんとなく習慣としてこの時期にお墓参りをするものだと思っていたのですが、法律に「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」とあったのです。

ただ、みなさんがお彼岸や秋分の日にお墓参りに行くのは法律に定められているからではなく、この時期にお墓参りに行こうと思う気持ちや昔からの習慣や風習であることがうれしく思います。

と、ここまで9月23日は「秋分の日」で祝日と述べてきたのですが、「秋分の日は『お墓参りの日』」としても制定されています。
これは日本石材産業協会が日本記念日協会へ記念日として申請をして制定されたものです。

「秋分の日は『お墓参りの日』」について詳しくはこちらのテレビ番組をご覧ください。
9月21日(日) BS朝日 16:55~17:00 「週刊記念日」~この日何の日~
「秋分の日は『お墓参りの日』」が紹介されます。

この『 「週刊記念日」~この日何の日~』では前回のナルモト通信に書いている「日本香堂」さんの番組枠を提供いただいて「秋分の日は『お墓参りの日』」を取り上げていただけることになったそうです。

秋のお彼岸、「お墓参りの日」についてはこちらもご覧ください。
「日本香堂」さんの『秋のお彼岸は「お墓参りの日」~秋のお彼岸特集ページ』へ

こちらの「秋分の日は『お墓参りの日』」も法律で定められているものではありませんが、みなさんの「お彼岸だからお墓参りに行こう」「秋分の日だからお墓参りに行こう」と思う気持ちとともに覚えていただければと思います。

<< PREV
NEXT >>
一覧に戻る >>