日本石材産業協会からの要請で、宮城県石巻市の墓地瓦礫撤去の人的支援の協力に行ってきました。
この墓地には数か月前まで津波で流されてきた家屋や車両が積み重なっていて、自衛隊がそれらを撤去したら墓地が姿を現したそうです。
こういった状況でもお墓参りに来られる方が後を絶たず、怪我などの恐れがあるということで、危険な箇所を整理し、又所在の分かる墓石などは元の場所にお返しするというのが今回の目的です。
ユニックが届かない場所やカニクレーンが入らない場所も多く、作業のほとんどはバールと人力で行われました。
台風が接近中ということで雨の中での作業となりましたが、けが人も出ず、無事に終わりました。
バラバラになったお墓に花を供え、祈りを捧げる人々。我々の作業期間にも多くの方がお参りや墓地の片づけに来られていました。
お墓というものが、どれだけ人々の心の支え、心の拠り所として大きな部分を担っているのか、改めて気付かされました。
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