東京銘石散歩~東京駅丸ノ内駅舎~

東京銘石散歩~東京駅丸ノ内駅舎~

日本の首都東京の玄関として知られる東京駅。開業したのは1914年(大正3年)12月。駅舎の設計をしたのは、日本近代建築の祖とされ、日本銀行本店などを手掛けた辰野金吾。重厚に作られた駅舎は、1923年の関東大震災でもほぼ無傷だったが、終戦直前の1945年5月、米軍機による空襲で駅舎が炎上。ドーム屋根と3階部分を焼失した。2003年国の重要文化財に指定。駅舎復元を求める住民運動もあって、2007年5月から復元工事が開始され、2012年10月にグランドオープン。

開業当時の東京駅

(東京駅丸ノ内駅舎について詳しくはこちら → 東京駅丸ノ内駅舎

その駅舎の外壁には、岡山県産の『北木石』が使われており、この度の復元工事でも、大量の北木石(約2000才!)が使用されました。
(北木石について詳しくはこちら → 日本銘石物語「北木石」

白御影石特有の落ち着きと透明感ある風合いが、それとは対照的な赤レンガの存在感を一層引き立てます。
東京に行かれる機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてください。

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